豆の卸と小売りを行う小田垣商店(兵庫県丹波篠山市)の本店リニューアルの知らせを受けて取材に出かけました。1734(享保19)年創業の小田垣商店は、黒豆の中でも最高級といわれる「丹波黒」や高級小豆の「丹波大納言小豆」を数多く専門店などに卸しています。また、10月頃にとれる丹波黒大豆の枝豆を東京市場に売り出した立役者でもあります。
2021年4月に、国の登録有形文化財の指定を受けている本店をリニューアル。黒豆の情報発信拠点としてスタートをきりました。特産品の黒豆や栗は若い世代も親しめるスイーツに、地元の和菓子や地酒、そして丹波焼や丹波布の作家の作品も販売されています。
石庭を見ながらゆっくりできるカフェもあるので、ぜひ出かけてみましょう。